欧米の利上げが終わりそうなのだが、庶民は大丈夫か?
- 2023/09/15
- 18:53
2023年9月15日
欧米共に一時ほどの物価上昇は沈静化している。
前年比で概ね3%から4%台の上昇になっているとは言え、インフレとしては
かなり高いレベルであるが、それぞれの中央銀行や金融関係者は、利上げの
終焉を織り込みつつある。
しかし、3%から4%の物価上昇といえば、庶民レベルでは大きな上昇であり、
ネットで見る情報では、住宅費や光熱費、食費などで一般庶民は生活に
苦しんでいるとの情報が多い。
一方、中央銀行や金融関係者、政治家、企業経営者は、裕福な階級が多く
3%から4%程度の物価上昇なら、それを利上げによって下げさせることは
実体経済が不景気に陥ることや株価が急落してしまうことによるデメリットを
気にしているのではないかと思う。
ただ、徹底して物価レベルを元に戻さないと、経済的格差が金融緩和が
始まった時点に戻らず、広がったままで終わるのではないかと思う。
金融緩和でお金をばらまきインフレを起こし、インフレが終息するような
徹底的な引き締めを行わなかったら、金融緩和と引き締めのプロセスは
経済格差拡大のための政策に終わってしまうのではないかと思う。
欧米共に一時ほどの物価上昇は沈静化している。
前年比で概ね3%から4%台の上昇になっているとは言え、インフレとしては
かなり高いレベルであるが、それぞれの中央銀行や金融関係者は、利上げの
終焉を織り込みつつある。
しかし、3%から4%の物価上昇といえば、庶民レベルでは大きな上昇であり、
ネットで見る情報では、住宅費や光熱費、食費などで一般庶民は生活に
苦しんでいるとの情報が多い。
一方、中央銀行や金融関係者、政治家、企業経営者は、裕福な階級が多く
3%から4%程度の物価上昇なら、それを利上げによって下げさせることは
実体経済が不景気に陥ることや株価が急落してしまうことによるデメリットを
気にしているのではないかと思う。
ただ、徹底して物価レベルを元に戻さないと、経済的格差が金融緩和が
始まった時点に戻らず、広がったままで終わるのではないかと思う。
金融緩和でお金をばらまきインフレを起こし、インフレが終息するような
徹底的な引き締めを行わなかったら、金融緩和と引き締めのプロセスは
経済格差拡大のための政策に終わってしまうのではないかと思う。