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2023年の投資方針

2023年1月3日

 2023年は株式投資にとっては厳しい年のような気がしている。

ロシア・ウクライナ戦争は終わりそうもなく、戦争が一時的あるいは一部の企業や

政府に富をもたらすことはあっても、世界的には経済的な損害をもたらすと思う。

 アメリカはインフレを解消するために利上げを継続する予定で、景気後退の

可能性が高い。欧州はロシア・ウクライナ戦争の被害を一番受けるだろうし、

ゼロコロナ政策を中止した中国では、新型コロナによる感染が広がり、世界にも

再度、感染が広がる可能性もある。

 このような中では、世界の経済成長は望むことは難しいと思うが、私の

投資方針としては、株式市場はいつかは回復すると考えているので、

今年も、株価が大きく下がったら買うと言う方針で進みたい。

 一方、株式投資に比べれば威力はないかもしれないが、今年は債券や

通貨に注意したい。2022年は、日経平均も下がり、NYダウも下がったが、

円ベースでの自分の資産が増えることが出来たのは、年初ドル円が110円

だったのが、年末には130円と円安になったことが原因だった。為替で増えても

大きな意味はないが、やはり景気後退の中を切り抜けるためには為替を

利用することも必要だろう。

 当面の手段として、保有する米ドルは外貨建てMMFと外貨預金に置いているが、

アメリカの高金利のお陰で、3.6%(外賀建てMMF)から4.1%(半年以上)程度の

金利が付くので(SBI証券、銀行)、これを活用したい。今年中はまだ利下げには

向かわないのではないかと思っている。

 年末には、ルノーの円貨社債(金利2.8%)を購入したが、今後も高金利の債券が

あれば検討したい。個人向け国債も日銀が緩和を緩めることが継続すれば、利上げとなる

可能性もある。

 債権は株ほど利益になるとは思っていないが、株式に今現在期待が出来ない状況と

思っているので、債券や高金利の預金で増やしながら、株式投資の機会を待ちたいと

思う。


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